12月12日、睡眠時無呼吸の相談のため、患者さまが外来に来られました。文字だけの説明だとわかりにくいと思いましたのでイラストを載せることにしました。

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは睡眠中に無呼吸が何度も繰り返される病気です。
いびきや昼間の眠気、熟睡感がない、起床時の頭痛などの症状があります。
SASは生活習慣病と密接に関係しており、放置すると心臓疾患のリスクなどが高まります。
また、SAS特有の眠気は交通事故を起こす危険もあり、早期に適切な治療をすることが大切です。
睡眠中の呼吸状態を知ることにより、無呼吸•低呼吸の有無を調べることが可能です。

睡眠時無呼吸症候群の検査について

ご自宅で終夜睡眠ポリグラフィーという検査を行います。
この検査では睡眠中の呼吸の状態、血液中の酸素濃度などを同時に測定し、無呼吸低呼吸の有無を知ることができます。

簡便に検査が出来るため、患者さんにお渡しして、ご自宅で装着•検査を行い、検査後に持参していただき装置を解析します。
さらに詳しい終夜睡眠ポリグラフを行う必要があると判断した場合は、適切な医療機関をご紹介いたします。

SAS簡易検査

SAS治療