冠動脈疾患を中心に循環器全般の診療をおこなっております。
当クリニックでは、不整脈、心不全、高血圧をはじめ、 狭心症、心筋梗塞といった冠動脈疾患を中心に循環器全般の幅広い診察・診療をおこなっております。特に心筋梗塞の場合は、迅速な診断•治療が生命予後を改善させる上で重要です。
迅速診断キットによる検査も行っており、10-15分程度で血液検査の結果を出すことができます。
経口抗凝固剤「ワーファリン」を服用されている患者様の抗血栓効果(PT-INR)は、約1分で測定できます。
また、狭心症、心筋梗塞の原因となる動脈硬化の予防に力を注ぎ、動脈硬化を悪化させる原因となる生活習慣病(高血圧症、高脂血症、糖尿病、メタボリック症候群等)の早期発見、予防、治療を行っております。
当クリニックで可能な検査は、心電図、負荷心電図、24時間ホルター心電図(長時間記録心電図)、レントゲン検査、心臓超音波検査、動脈硬化指標測定(CAVI)、ペースメーカーチェックなどです。
より高度な医療(カテーテル検査•治療、心臓血管外科手術など)が必要な際は、患者さまのご希望を勘案し適切な医療機関をご紹介いたします。
検査・設備説明
心電図
心臓の筋肉が鼓動を打つために発生する微弱な電気信号を、体表面につけた電極から検出します。
狭心症、心筋梗塞、不整脈、心臓肥大、心膜炎、冠動脈不全、高血圧症、動脈硬化症などを疑うことができます。
負荷心電図
心電図検査は安静に保ちながら行いますが、運動で心臓に一定の負荷(負担)をかけ、その直後に心電図検査をもう一度行い、心臓の筋肉の変化を観察するのが負荷心電図検査です。
24時間ホルター心電図
ホルター心電図は、小型軽量の装置を身につけて、日常生活中の長時間の心電図を記録して、これを解析して観察する検査です。
不整脈と冠動脈が痙攣する冠攣縮性狭心症は、労作と無関係に夜や早朝に多く見られます。
このため、短時間の心電図検査や負荷心電図検査では診断がつかないため、実生活の中で心電図を記録し続けるこの検査が欠かせません。
動脈硬化検査
動脈のかたさ、動脈のつまり具合、血管年齢を測定します。
時間は5分程度です。
胸部X線検査(レントゲン)
胸部X線検査は、X線検査の中で最も簡単な検査方法ですが、肺や心臓、肺の間にある縦隔などの器官の病気について、様々な情報を得ることができます。
心臓超音波検査(心エコー)
心臓超音波検査とは、人の耳には聞こえないほどの高周波数の超音波を心臓に発信して、返ってくるエコー(反射波)を受診し、心臓の様子を画像に映し出して診断する検査です。
この検査を行なう目的は、心臓の形の異常を発見する形態的診断、もう一つは心臓の働きを見る機能的診断です。
特に、心臓は常に拍動していますが、その動いている状態をそのまま観察できる、とても有用な検査です。